WJの発売日。ワンピが休みなのでWJもお休み。
しかし、とても寸止め気分なのだが、来週からゾロパートかチョパパートになりそうで、サンジさんが……サンジさんが……とまだまだうなりそうな予感でございます……。
 
 
 

*********何故だか連載 家鴨話 第5回(全5回ぐらいで終わりませんでした)*********
 
「も、戻ったー!!!」
やったー!とばかりに飛び跳ねた俺の下から不機嫌な声がかかる。
「ぅ……何のつもりだぁ?このクソコック!」
……あ、かなり不機嫌だ。
そりゃ、当然だった。
俺は自分が何処にいるかすっかり忘れて、飛び跳ねちまったんだから………ゾロの腹の上で。
しかも、さっきはくちばしで突付いたし………ちらとゾロの唇を見ると並みの量では無い出血だ。
うぉ、痛そ……。
「………わ、わりぃ」
珍しく俺が謝ってるってーのにこいつは聞きもしねぇ。
流石の剣豪様も唇は鍛えて無かったって事か?

「おわっ」
急にゾロが立ち上がったせいで、俺はヤツの腹の上から転がり落ちた。
「何すんだよ、テメェ」
ちょっとばかり打った頭を撫ぜながら、起き上がると魔獣だか魔人だかと言った感じのゾロが立ちはだかった。
「それはこっちの台詞だろうがぁ!クソコック!!」
…………うわっ、俺とした事が、ビクッってしちまったぜ。
かなりやる気なゾロに対峙する形で、俺も構えを取る。
まさに一発触発だったのだが、それはこの船の女神、ナミさんの鉄槌で終了した。
「ハイハイ。やめなさい」
というセリフとともに、ガンガンと気合のこもった一発で。
「ハイ!やめます!」
あ〜vv容赦ないナミさんも素敵だ〜vv
「…………この魔女が」
「なぁに?ゾロ?なにか言ったかしら〜?」
「チッ」
………こいつホントにナミさんに弱いんだよな〜。
俺がナミさんの愛の従者なら、こいつは下僕ってか?
「ナミさ〜ん。元に戻った記念にお茶をおいれいたします〜」
「あら、ありがと♪」
ナミさんとロビンちゃんにお茶をいれている間に、これこれこーゆー事があったんだ、とチョッパーとウソップがゾロに説明していた。
ケッ、笑いたきゃ笑え。
俺だって、どうせ変わるんなら豹とかオオカミとかがよかったんだよ………ってそれだったら、うわー!と逃げ惑う間も無く殺されてたような気がしないでもないが。

舌打ちしながらゾロを見ていると、こんな事言いやがった。

「拾い食いでもしたか?」

ふざけるなーー!!!!
と叫びたかったが、もう疲労困憊だ。
小さい身体で走った成果、無茶苦茶距離を走った気分だぜ。
「食ってねぇよ」
あー、もう面倒くせぇ。
「………後から片付けるんで、置いといて下さい。野郎どもは洗って………いや、流しに置いとけよ」
こんな時は寝るに限るって、ゾロじゃあるまいし……。

 
** だらだらと、続く **

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